【8月23日 AFP】第67回ブエルタ・ア・エスパーニャ(67th Vuelta a Espana)は22日、第5ステージ(ログローニョ、168キロメートル)が行われ、アルゴス・シマノ(Argos-Shimano)のヨーン・デーゲンコルプ(John Degenkolb)が4時間10分37秒で今大会2度目のステージ優勝を果たした。

 レースは終盤にレディオシャック・ニッサン(RadioShack-Nissan)のダニエーレ・ベンナーティ(Daniele Bennati)が先にスプリントを仕掛けてわずかながらリードを奪ったものの、デーゲンコルプはフィニッシュライン直前でベンナーティを差し切り、第2ステージに続き優勝を飾った。

 ステージ終了後にレース終盤を振り返ったデーゲンコルプは、「チームメイトが僕を完璧に運んでくれたので、僕は最後の200メートルでスプリント勝負をするだけだった。5日間で2回も勝てたことは素晴らしい結果だ」と語った。

 第4ステージで総合首位(マイヨ・ロホ)を獲得したカチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)は、合計タイム17時間29分22秒で首位の座を守った。

 ロドリゲスと1秒差の総合2位にはカイ(Sky Pro Cycling)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)が入り、ドーピングによる約2年間の出場停止処分が明けたチーム・サクソバンク(Team Saxo Bank)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)は5秒差の総合3位につけている。

 アルゴス・シマノの土井雪広(Yukihiro Doi)はステージ117位に終わり、首位と21分33秒差の総合128位となった。(c)AFP