サポートする同僚と共にブエルタ制覇を目指すコンタドール
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【8月15日 AFP】18日に開幕する第67回ブエルタ・ア・エスパーニャ(67th Vuelta a Espana)に出場するチーム・サクソバンク(Team Saxo Bank)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador)は、信頼を置くチームメイトのアシストを受けて2度目の総合優勝を目指すことになる。
ドーピングによる約2年間の出場停止処分が明けたコンタドールは、復帰戦となったエネコ・ツアー2012(Eneco Tour of Benelux 2012)で総合4位に終わっていた。
2008年のブエルタ・ア・エスパーニャで優勝しているコンタドールは、サクソバンクから出場する9人のライダーのうち、同じスペイン出身のヘスス・エルナンデス・ブラスケス(Jesus Hernandez Blazquez)、ダニエル・ナバーロ(Daniel Navarro)、ベンハミン・ノバル(Benjamin Noval Gonzalez)のアシストを受けて3週間に及ぶレースを戦うことになる。 エルナンデス、ナバーロ、ノバルの3人は、コンタドールが優勝した2010年のツール・ド・フランス(2010 Tour de France)でもアシスト役を務めていた。
2011年に行われた第94回ジロ・デ・イタリア(2011 Giro d'Italia)でもエルナンデスとナバーロ、そしてイタリア人のマッテーオ・トザット(Matteo Tosatto)のサポートを受けて優勝を飾っていたコンタドールだったが、2010年のツール・ド・フランスで行われたドーピング検査で陽性反応が出たため、両大会の優勝を剥奪された。
優勝を狙うコンタドールの主なライバルは、2012年のツール・ド・フランスを制したブラッドリー・ウィギンス(Bradley Wiggins)のチームメイトで、同大会の総合2位に入ったスカイ(Sky Pro Cycling)のクリス・フルーム(Chris Froome)になると見られている。(c)AFP