米連邦地裁がアームストロング氏の申し立てを棄却
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【7月10日 AFP】世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス(Tour de France)を7度制したランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が9日、米国反ドーピング機関(United States Anti-Doping Agency、USADA)による告発取り下げを申し立てたものの、同日、米連邦裁判所の判事はこれを棄却した。
テキサス(Texas)州西部連邦地裁のサム・スパークス(Sam Sparks)判事は、アームストロング氏の弁護人が提出した80ページに及ぶ書類が、ドーピング違反の制裁を科そうとするUSADAに対する異議ではなく広報活動であると批判した。
しかしながら、スパークス判事はアームストロング氏が20日以内に再び申し立てを行うことができるとしている。
これまで一貫してドーピング疑惑を否認してきたアームストロング氏は、USADAのトラビス・タイガート(Travis Tygart)会長が自身に対して個人的な恨みを持っているのではないかとコメントしている。
1999年から2005年までツール・ド・フランス7連覇を達成し、現役を引退しているアームストロング氏に有罪判決が下されれば、優勝剥奪と選手活動が永久禁止とな可能性がある。(c)AFP
テキサス(Texas)州西部連邦地裁のサム・スパークス(Sam Sparks)判事は、アームストロング氏の弁護人が提出した80ページに及ぶ書類が、ドーピング違反の制裁を科そうとするUSADAに対する異議ではなく広報活動であると批判した。
しかしながら、スパークス判事はアームストロング氏が20日以内に再び申し立てを行うことができるとしている。
これまで一貫してドーピング疑惑を否認してきたアームストロング氏は、USADAのトラビス・タイガート(Travis Tygart)会長が自身に対して個人的な恨みを持っているのではないかとコメントしている。
1999年から2005年までツール・ド・フランス7連覇を達成し、現役を引退しているアームストロング氏に有罪判決が下されれば、優勝剥奪と選手活動が永久禁止とな可能性がある。(c)AFP