【7月5日 AFP】2012ツール・ド・フランス(2012 Tour de France)は4日、第4ステージ(アブヴィルからルーアン、214.5キロメートル)が行われ、チーム・ユーロップカー(Team Europcar)の新城幸也(Yukiya Arashiro)が敢闘賞を獲得した。

 スタートから先頭に立った新城は、コフィディス・ル・クレディ・アン・リーニュ(Cofidis, Le Credit En Ligne)のダビド・モンクティエ(David Moncoutie、フランス)、ソール・ソジャサン(Saur-Sojasun)のアントニー・ドゥラプラス(Anthon Delaplace、フランス)とともに逃げ集団を形成し、一時は約9分近いリードを奪った。

 しかし、ゴールまで残り60キロメートルとしたところでリードは約半分の5分まで縮まると、その後は後続集団に吸収され、新城はほかの2人とともにタイム差なしの110位でフィニッシュした。

 レースはロット・ベリソル・チーム(Lotto Belisol Team)のアンドレ・グライペル(Andre Greipel、ドイツ)が5時間18分32秒でステージ優勝を飾り、タイム差なしの2位にはランプレISD(Lampre ISD)のアレッサンドロ・ペタッキ(Alessandro Petacchi、イタリア)、3位にはアルゴス・シマノ(Argos-Shimano)のトム・フィーラース(Tom Veelers、オランダ)が入った。

 レディオシャック・ニッサン(RadioShack-Nissan)のファビアン・カンチェラーラ(Fabian Cancellara、スイス)が合計20時間4分2秒で総合首位(マイヨ・ジョーヌ)を守り、スカイ(Sky Pro Cycling)のマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish、英国)は、ゴールまで残り3キロメートルとしたところで落車に巻き込まれ、ステージをトップと4分19秒差の188位で終えている。(c)AFP