【9月26日 AFP】24日に現役復帰を発表した自転車ロードレーサーのランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が25日、自身のドーピング検査の結果を公表することを明らかにした。

 アームストロング氏は自身のドーピング検査結果を完全にオープンにするため、反ドーピング研究所の設立者であるドン・キャトリン(Don Catlin)氏と連携することを明らかにした。

 ツール・ド・フランス(Tour de France)7連覇がドーピングによって達成されたという疑いを軽減させるためにアームストロング氏は「私はクリアでありたい。そして私に対する疑いのいかなるヒントも残したくない。そのためならキャトリンが望むテストは何でもする」と語った。これを受けキャトリン氏も「誰でも結果が見られるように公表する。必要ならば凍らせてある彼の数年分のサンプルも分析する」と話している。

 アームストロング氏は以前からドーピング疑惑の対象になっており、2005年にはフランスのレキップ(L’Equipe)紙が1999年に提出されたアームストロング氏の尿サンプルからエリスロポエチン( ErythropoietinEPO)の陽性反応が検出されたと報じたが、2006年に疑惑は晴らされている。(c)AFP/Emmanuel Pionnier