北京、国営TV局前にチベット支援の垂れ幕 活動家5人拘束
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【8月15日 AFP】中国・北京(Beijing)で15日、中国中央テレビ(China Central Television、CCTV)の新社屋前の巨大な北京五輪広告に、外国人活動家ら5人が英語と中国語で「チベットに自由を」と書いた垂れ幕を掲げ、警察当局に身柄を拘束された。
米国に本部を置く「自由チベット学生運動(Students For a Free Tibet)」が明らかにしたところによると、拘束された5人は同グループのメンバーの米国人3人とカナダ人、英国人。
5人の拘束理由について北京警察当局は、声明で「中国の法に違反する活動を行ったため」と説明。5人の滞在許可を短縮し、警察官の護衛のもとで出国させる方針を示した。
一方、「自由チベット学生運動」のラドン・テトン(Lhadon Tethong)代表は、「CCTVも輝かしい新社屋に代わり、中国当局の宣伝戦略も多少は洗練されたようだが、チベットに対する強硬姿勢を支えるプロパガンダは変わっていない」と述べている。(c)AFP
米国に本部を置く「自由チベット学生運動(Students For a Free Tibet)」が明らかにしたところによると、拘束された5人は同グループのメンバーの米国人3人とカナダ人、英国人。
5人の拘束理由について北京警察当局は、声明で「中国の法に違反する活動を行ったため」と説明。5人の滞在許可を短縮し、警察官の護衛のもとで出国させる方針を示した。
一方、「自由チベット学生運動」のラドン・テトン(Lhadon Tethong)代表は、「CCTVも輝かしい新社屋に代わり、中国当局の宣伝戦略も多少は洗練されたようだが、チベットに対する強硬姿勢を支えるプロパガンダは変わっていない」と述べている。(c)AFP