【6月14日 AFP】12-13NBAファイナル(7回戦制)は13日、第4戦が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が109-93でサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)を下し、対戦成績を2勝2敗とした。

 ヒートは77-113の屈辱的な大敗を喫した11日の第3戦とは打って変わるプレーで、敗戦から復活する底力を示した。

 エリック・スポールストラ(Erik Spoelstra)HCは先発メンバーを入れ替え、フォワードにマイク・ミラー(Mike Miller)を起用。第3戦で悲惨な成績を残したレブロン・ジェームズ(LeBron James)も名誉挽回のチャンスを与えられた。

 結果はジェームズがゲームハイの33得点11リバウンドを挙げた他、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)が20得点13リバウンドを記録。また、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が32得点を挙げ、今プレーオフ初めて30得点以上をマークした。

 一方、第3戦の大勝でシリーズの主導権を一気に奪い取ろうとしたスパーズは、トニー・パーカー(Tony Parker)が15得点11アシスト、ティム・ダンカン(Tim Duncan)が20得点を挙げた。

 パーカーは第3戦で負傷したハムストリングの痛みに耐えながらの出場となった。

 ハーフタイムを終えて49-49の同点だった試合は、ヒートが第4クォーターの得点で28-17と差を広げ勝負を決めた。

 ヒートはこの勝利により、このファイナルで再び本拠地で試合を行う権利を獲得した。極めて重要となる第5戦は16日、サンアントニオ(San Antonio)で開催され、第6戦はマイアミに再び舞台を戻して行われる。(c)AFP