もう華麗なプレーは見られない・・・キッドが現役引退を表明
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【6月4日 AFP】バスケットボール米国代表として五輪で金メダルを2個獲得し、2011年にダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)でNBAファイナル制覇を果たしたジェイソン・キッド(Jason Kidd)が3日、現役引退を表明した。
リーグ屈指のポイントガードであるキッドは、ニュージャージー・ネッツ(New Jersey Nets)やフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)で活躍し、2000年シドニー五輪と2008年北京五輪では米国代表の金メダル獲得に貢献した。
今シーズンはニューヨーク・ニックス(New York Knicks)でプレーしたキッドは、「プロバスケットボール選手としての時間はとてつもない旅だったが、19年目で終わりを迎えることにした」とコメントした。
「これまで在籍した4チームを振り返り、コートで一緒にプレーした同僚やコーチ、そしてあらゆるものすべてに感謝している」
NBAオールスターに10回選出されている40歳のキッドは、リーグ通算成績で一試合平均12.6得点、8.7アシスト、6.3リバウンド、1.93スティールを記録しており、将来の殿堂入りが確実視されている。
また、1995年には先日現役引退を発表したグラント・ヒル(Grant Hill)とともに最優秀新人賞に輝いた。
最終シーズンとなった今季は76試合に出場し、一試合平均6.0得点、3.3アシスト、4.3リバウンド、1.64スティールの成績を残していた。(c)AFP