【5月25日 AFP】12-13NBAは24日、イースタンカンファレンス決勝(7回戦制)の第2戦が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)が97-93でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 ロイ・ヒバート(Roy Hibbert)が29得点10リバウンドでペイサーズを牽引した他、ジョージ・ヒル(George Hill)が18得点、デイビッド・ウェスト(David West)が13得点7リバウンドを記録した。

 自身4度目のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたヒートのレブロン・ジェームズ(LeBron James)はゲームハイの36得点と、8リバウンドを記録したものの、試合残り43秒で2度のターンオーバーを犯した。

 95-93とペイサーズのリードで迎えた試合残り42.9秒で、ジェームズはウェストにパスを奪取される。このスティールはペイサーズの点数には繋がらなかったものの、その後の残り時間8.3秒、ヒートがフィールドゴールひとつで逆転勝利できる局面で、ジェームズは再びウェストにボールを奪われて、攻撃を阻止された。

 最後にはジェームズにファウルを受けたヒルが、慎重にフリースローを決め、ペイサーズの勝利を決定づけた。

 マイアミで勝利したことによってペイサーズは、この勢いに乗って地元で行われる第3戦に臨む。

 このシリーズを制するチームは、ウェスタンカンファレンスのチャンピオンとリーグ王者の座をかけて戦う。ウェスタンカンファレンスのプレーオフ決勝では、現在サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)が2勝0敗でメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)をリードしている。(c)AFP