【5月23日 AFP】12-13NBAは22日、イースタンカンファレンス決勝(7回戦制)の第1戦が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が103-102でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)をオーバータイムの末に下し、シリーズ初戦を勝利で飾った。

 ヒートはオーバータイム終了直前にレブロン・ジェームズ(LeBron James)がドライブから決勝点となるレイアップシュートを決め、ホームで苦しみながらもペイサーズに先勝した。

 自身4度目のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いているジェームズは、この試合で30得点10リバウンド10アシストを記録し、プレーオフでは通算9度目となるトリプルダブルを達成している。

 ペイサーズは99-101で迎えたオーバータイム残り2.2秒の場面で、ポール・ジョージ(Paul George)が3ポイントシュートを狙った際にヒートのドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)からファウルを受け、3本のフリースローを獲得すると、ジョージはそれをすべて成功させ、土壇場で102-101とリードを奪った。

 しかし、ヒートはタイムアウトからの試合再開後にボールをジェームズに渡すと、ジェームズはディフェンスの位置取りを誤ったジョージをターンで抜き去り、最後は勝利に導くレイアップシュートを左手で決め、チームの期待に応えた。

 ヒートはウェイドが19得点、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)が17得点を挙げると、ベンチスタートのクリス・アンダーソン(Chris Anderson)はフィールドゴール(FG)7本すべてを成功させて16得点を記録した。

 一方、ペイサーズはジョージが27得点、デビッド・ウエスト(David West)が26得点、ロイ・ヒバート(Roy Hibbert)が19得点を挙げた。(c)AFP