【5月22日 AFP】12-13NBAは21日、ウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)の第2戦が行われ、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)はオーバータイムの末にメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)を93-89で下し、シリーズ2連勝を飾った。

 終盤にグリズリーズの反撃を受け、苦戦を強いられたスパーズだったが、17得点を記録したティム・ダンカン(Tim Duncan)がオーバータイムでチームの8得点中6得点を稼ぎ、さらには重要なブロックショットも決めた。

 またスパーズは、この試合15得点のトニー・パーカー(Tony Parker)が自己最多となる18アシストを記録し、試合時間残り7分半の時点で13点あったリードをふいにしながらも、最終的には勝利を収めた。

 第1戦を105-83で勝利しているスパーズは、優位な状況で敵地メンフィス(Memphis)で行われる25日の第3戦、27日の第4戦を迎える。

 グリズリーズはこの試合も攻撃が振るわず、フィールドゴール(FG)成功率はわずか34%に終わった。それでも終盤には持ち前の守備力を発揮し、自分たちが15点を積み上げる間にスパーズの得点を2点に抑え、試合をオーバータイムに持ち込んだ。

 グリズリーズは第4クォーターの残り18秒2で85-85の同点に追いつくシュートを決めたマイク・コンリー(Mike Conley)と、ジェリード・ベイレス(Jerryd Bayless)がそれぞれ18得点を挙げた。また、ザック・ランドルフ(Zach Randolph)は序盤に得点が伸びなかったものの、最終的に15得点18リバウンドを記録した。(c)AFP