【5月20日 AFP】12-13NBAは19日、ウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)の第1戦が行われ、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)が105-83でメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)に先勝した。  トニー・パーカー(Tony Parker)が20得点9アシストの活躍を見せ、プレーオフでのチーム記録となる14本のスリーポイントを沈めたスパーズは、カンファレンス決勝に初めて進出したグリズリーズのチーム得点王であるザック・ランドルフ(Zach Randolph)をわずか2得点に抑えた。

 ポストシーズンで1試合平均19.7得点を挙げていたランドルフだったが、この試合では8本中1本のシュートしか決めることができなかった。

 一方のスパーズは、15年間で8度目のカンファレンス決勝に進出しているチームらしい落ち着きをみせた。

 それぞれ4本のスリーポイントを決めたカウィ・レナード(Kawhi Leonard)が18得点、マット・ボナー(Matt Bonner)が12得点を記録し、さらにティム・ダンカン(Tim Duncan)は6得点10リバウンドを挙げた。

 プレーオフ1回戦、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)との初戦以来となる2桁得点差で敗れたグリズリーズでは、クインシー・ポンデクスター(Quincy Pondexter)が5本のスリーポイントを沈めて17得点を記録した。

 また、今シーズンの最優秀守備選手に選出されたマルク・ガソル(Marc Gasol)が15得点、マイク・コンリー(Mike Conley)が14得点を挙げている。(c)AFP