【5月19日 AFP】12-13NBAは18日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)は106-99でニューヨーク・ニックス(New York Knicks)に勝利し、対戦成績4勝2敗でカンファレンス決勝に進出した。

 ペイサーズはニューヨーク(New York)出身のランス・スティーブンソン(Lance Stephenson)が自身のプレーオフキャリア最多となる25得点を記録すると、さらに10本のリバウンドで貢献した。さらにポール・ジョージ(Paul George)が23得点、ロイ・ヒバート(Roy Hibbert)が21得点12リバウンドに加えて相手のシュートを5本ブロックした。

 ペイサーズはカンファレンス決勝で昨シーズンのNBAファイナル王者マイアミ・ヒート(Miami Heat)と対戦する。ペイサーズにとってカンファレンス決勝進出は2003-04シーズン以来だが、前回はデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)相手に敗退している。

 ニックスはエースのカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が39得点を挙げたものの、本拠地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で行われた第5戦のように望みをつなぐことはできなかった。

 負ければ敗退という状況でアンソニーは第3クオーターまでに35得点を量産したが、対照的に最終クオーターはわずか4得点に抑えられている。

 アンソニーは第4クオーターに入って最初のシュート5本を外し、さらにダンクシュートもヒバートにブロックされた。ニックスはここでターンオーバーを3回許し、ペイサーズが9点を挙げる間に無得点に抑えられた。

 アンソニーがヒバートにブロックされた時、ニックスは92-90とわずかながらリードしていた。続く攻撃で得点を挙げたスティーブンソンは、さらにターンオーバーから相手にファウルされながらレイアップシュートを決めて、ワンプレーでペイサーズに3点をもたらした。

 さらにペイサーズはスティーブンソンがフリースロー2本を成功させ、デビッド・ウエスト(David West)の2得点と合わせて一挙9点を奪い、残り2分35秒の時点で99-92と形勢を逆転した上にリードを広げた。(c)AFP