スパーズがウォリアーズを下しカンファレンス決勝へ、NBAプレーオフ
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【5月17日 AFP】12-13NBAは16日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)は94-82でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に勝利し、対戦成績4-2で2年連続となるカンファレンス決勝進出を果たした。
ティム・ダンカン(Tim Duncan)がチーム最高の19得点でスパーズを牽引したとともに、カウィ・レナード(Kawhi Leonard)が16得点、10リバウンド、ティアゴ・スプリッテル(Tiago Splitter)が14得点、ダニー・グリーン(Danny Green)が11得点を挙げ、ウォリアーズの若いチームを退けた。
トニー・パーカー(Tony Parker)は13本中わずか3本のフィールドゴールしか決めなかったが、終盤に成功した2本が試合の行方を左右する重要な得点となった。
また、エマヌエル・ジノビリ(Manu Ginobili)もフィールドゴールを6本中1本のみ成功にするに留まったが、成功したレイアップシュートのおかげで、スパーズは試合終了前10分にウォリアーズのクレイ・トンプソン(Klay Thompson)のスリーポイントで3点差に詰め寄られていたスコアを、5点差に戻した。
パーカーとジノビリは得点こそ多くなかったものの、ふたり合わせて19アシストを記録する活躍を見せた。
一方のウォリアーズはステフェン・カリー(Stephen Curry)が25本中10本のフィールドゴールを決め、チーム最高の22得点を挙げたが、後半にはわずか6得点しか記録しなかった。
また、ジャレット・ジャック(Jarrett Jack)が15得点を決めた。
また、ウォリアーズはハリソン・バーンズ(Harrison Barnes)が前半終盤に転倒し、コートで頭を激しく打つアクシデントに見舞われ、第4クォーターでは同選手不在の戦いを強いられた。
バーンズは目の上を6針縫った後、第3クォーターには試合に戻ったが、その後頭痛を訴えてコートを後にした。
この勝利でウェスタンカンファレンス決勝に駒を進めたスパーズは、NBAファイナル進出の座をかけてメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)との決勝に挑む。
レギュラーシーズン中のスパーズとグリズリーズの対戦成績は4戦中2-2のタイとなっており、両チームともそれぞれのホームゲームで勝利を挙げている。
10-11シーズンのプレーオフ1回戦ではグリズリーズがスパーズを下したが、昨シーズンはグリズリーズが1回戦で敗退した一方で、スパーズがカンファレンス決勝まで進んでいる。
ウエスタンカンファレンス決勝第1戦は19日、スパーズの本拠地で行われる。(c)AFP