【5月17日 AFP】12-13NBAは16日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)が85-75インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)に勝利し、シリーズ対戦成績を2勝3敗とした。

 カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が両チーム最多の28得点を挙げたニックスは、試合開始から最後までリードを奪われることなく第5戦で勝利を収め、プレーオフ敗退の危機から踏みとどまった。

 アンソニーはほかの先発メンバーが低調だったものの、ベンチスタートでそれぞれ13得点を記録したJ・R・スミス(J.R. Smith)とクリス・コープランド(Chris Copeland)に助けられ、今シリーズ最高の働きを見せた。

 ニックスはセンターのタイソン・チャンドラー(Tyson Chandler)が2得点、ガードのパブロ・プリジオーニ(Pablo Prigioni)が3得点と不発に終わったが、スミスとコープランドの活躍がそれを補い、チームの勝利に貢献した。

 また、ニックスはレイモンド・フェルトン(Raymond Felton)が12得点を挙げている。

 一方、2004年以来となるカンファレンス決勝進出を目指すペイサーズは、ポール・ジョージ(Paul George)が23得点6アシストでチームをけん引すると、デビッド・ウエスト(David West)は17得点10リバウンドを記録した。

 そして、14日の第4戦での脳振とうでベンチから外れたジョージ・ヒル(George Hill)に代わって先発を務めたD.J.オーガスティン(D.J. Augustin)が12得点を挙げたペイサーズは、リバウンド争いでも43-40とニックスに競り勝ったものの、試合に敗れた。(c)AFP