【5月15日 AFP】12-13NBAは14日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)は93-82でニューヨーク・ニックス(New York Knicks)に勝利し、対戦成績を3勝1敗とした。

 ジョージ・ヒル(George Hill)が26得点の活躍をみせたペイサーズは、リバウンド数でニックスを圧倒し、カンファレンス決勝進出へ王手をかけた。

 ポール・ジョージ(Paul George)が18得点14リバウンドを挙げたペイサーズは、ニックスの本拠地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で16日に行われる第5戦に勝利すれば、準決勝突破が決まる。

 ペイサーズはレギュラーシーズンでリバウンド獲得数1位を記録した力を見せつけ、この試合では54本対36本、シリーズの総計では188本対142本とリバウンド数でニックスを上回っている。

 ペイサーズではデビッド・ウェスト(David West)が10得点10リバウンド、ロイ・ヒバート(Roy Hibbert)が11リバウンドを記録。さらにランス・スティーブンソン(Lance Stephenson)が13得点を加え、本拠地でのポストシーズンの戦績を5勝0敗に伸ばした。ヒバートはペイント内でのディフェンスでも力を発揮し、ブロックショット3本を決めた。

 ニックスのカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)は、第4クオーターは1得点も挙げられないなど、またしても不甲斐ない出来に終わり、試合時間残り2分でファウルアウトとなった。第3戦では第4クオーターにフィールドゴールを決めることのできなかったアンソニーは、FG23本中9本成功で24得点となった。

 J・R・スミス(J.R. Smith)もオフェンスでの不振が続いており、最初の9本のシュートのうち8本を外すなど、FG22本中7本の成功で19得点に終わった。(c)AFP