【5月13日 AFP】12-13NBAは12日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が97-87でサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)に勝利し、対戦成績を2勝2敗とした。

 劣勢から持ち込んだオーバータイムでスパーズを圧倒したウォリアーズが本拠地で勝利を飾り、対戦成績を五分に戻した。次戦から敵地に乗り込むウォリアーズにとっては、価値ある白星となった。

 ウォリアーズのステフェン・カリー(Stephen Curry)は足首の負傷により本領を発揮できなかったが、ハリソン・バーンズ(Harrison Barnes)が26得点10リバウンドを記録した。

 さらにジャレット・ジャック(Jarrett Jack)が24得点、カリーも22得点で勝利に貢献している。ウォリアーズは18回のターンオーバーを許したが、アンドリュー・ボーガット(Andrew Bogut)の18リバウンドを筆頭に合計65リバウンドとスパーズの51リバウンドを上回った。

 ウォリアーズのクレイ・トンプソン(Klay Thompson)はフィールドゴール13本中5本の合計10得点にとどまったが、第4クオーター残り30秒でスパーズのティム・ダンカン(Tim Duncan)をかわしてシュートを決め、ウォリアーズはこれで84-84の同点に追いついた。

 対するスパーズはチーム最多の21得点を記録したエマヌエル・ジノビリ(Manu Ginobili)が残り20秒で放ったスリーポイントシュートを外して逃げ切るチャンスをふいにすると、試合はオーバータイムに突入した。

 第4クオーターには最大8点差を追っていたウォリアーズだが、オーバータイムに入ると開始から相手に得点を許さず9得点を挙げるなど13点を記録する中スパーズの得点を3に抑え込み、見事勝ち切った。

 スパーズは他にダンカンが19得点15リバウンド、第3戦で左ふくらはぎを負傷したトニー・パーカー(Tony Parker)が故障を抱えながら17得点を記録している。(c)AFP