【5月12日 AFP】12-13NBAは11日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)が87-81でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に勝利し、対戦成績を2勝1敗とした。

 今季の最優秀守備選手に選出されたグリズリーズのマルク・ガソル(Marc Gasol)は、第1クオーターに放ったシュートがわずか4本だったのに対し、後半だけで16得点を挙げた。試合を通じてフィールドゴール14本中6本を成功、フリースローを9本中8本を沈め、20得点9リバウンドを記録した。

 グリズリーズはトニー・アレン(Tony Allen)とマイク・コンリー(Mike Conley)がそれぞれ14得点で勝利に貢献。ザック・ランドルフ(Zach Randolph)はフィールドゴール12本中4本、計8得点にとどまった。

 試合は第4クオーター残り1分58秒の時点で、サンダーのデレク・フィッシャー(Derek Fisher)がスリーポイントシュートを決めて両チームが81-81で並んだ。

 しかし、グリズリーズは試合時間残り1分3秒以降に放ったフリースロー6本をすべて得点に繋げ、本拠地に集まった1万8119人の観客の前で勝利をさらった。

 一方、この試合で25得点の活躍を見せ、レギュラーシーズンのフリースロー成功率91%を誇るサンダーのケビン・デュラント(Kevin Durant)は、残り39秒から得た2回のフリースローのチャンスをいずれも外し、絶好の得点機を逃した。
 
 13日の第4戦も引き続きメンフィス(Memphis)で行われる。(c)AFP