【5月8日 AFP】12-13NBAは7日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)は105-79でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を下し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 プレーオフはここまでフィールドゴールの成功率37パーセントにとどまっていたカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が32得点を挙げたニックスは、最後の15分間で一気にペイサーズを突き放した。

 一方のペイサーズはミスの多さが響いた。21個のターンオーバーからニックスに32得点を許し、最終クオーターのゴール成功率は25パーセントにとどまった。

 ニックスは2点ビハインドで迎えた第3クオーター終盤から36得点を挙げる中、失点を4に抑えてペイサーズを圧倒し、試合時間残り3分30秒の時点で98-68と大差をつけた。この12分間のペイサーズは14本放ったフリースロー以外のシュートを1つも決めることができず、残り3分強となったところでオーランド・ジョンソン(Orlando Johnson)がようやくスリーポイントシュートを決めた。

 ニックスではイマン・シャンパート(Iman Shumpert)が11本中7本のフィールドゴール成功で15得点を記録し、第1戦で敗れていたチームの勝利に貢献した。またレイモンド・フェルトン(Reymond Felton)もは本拠地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)に集まった1万9033人の観客の前で14得点を挙げた。

 ペイサーズではポール・ジョージ(Paul George)がチームハイの20得点を挙げたものの、後半は5得点にとどまった。

 両チームの準決勝はインディアナ(Indiana)州インディアナポリス(Indianapolis)のバンカーズ・ライフ・フィールドハウス(Bankers Life Fieldhouse)に場所を移し、11日に第3戦が行われる。(c)AFP