【5月7日 AFP】12-13NBAは6日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)はダブルオーバータイムの末、129ー127でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に勝利した。

 エマニュエル・ジノビリ(Emanuel Ginobili)がダブルオーバータイム残り時間わずかの場面でスリーポイントシュートを沈め、スパーズが16点差をひっくり返して逆転勝利を挙げた。

 ウォリアーズはステフェン・カリー(Stephen Curry)が第3クオーターだけで22得点を決めるなど、44得点を挙げる活躍を見せたが、ジノビリの終盤の活躍がそれを上回った。

 第4クオーター残り4分31秒で88-104とリードを許していたスパーズは、そこから18点を挙げる間の失点を2に抑え、試合をオーバータイムに持ち込んだ。

 迎えたセカンド・オーバータイム、ウォリアーズはケント・ベイズモア(Kent Bazemore)が残り4秒で1点を勝ち越すシュートを決めた。

 しかし、それまで7本連続でシュートを外していたジノビリは、残り1.2秒でカウィ・ レオナルド(Kawhi Leonard)の横パスをフリーで受けると、決勝のスリーポイントを成功させた。

 ジノビリは、「ワイドオープンだったからほかに選択肢はなかった。本当に良いタイミングだった」と振り返った。(c)AFP