【5月5日 AFP】12-13NBAは4日、プレーオフ1回戦(7回戦制)の試合が行われ、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)が99-93でブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)を下し、対戦成績を4勝3敗としてカンファレンス準決勝進出を決めた。

 雌雄を決する第7戦、ブルズのヨアキム・ノア(Joakim Noah)は17本中12本のフィールドゴール決め、24得点14リバウンドのダブルダブルを記録し、さらにブロックを6本決めるなど、複数のけが人に悩まされているチームを牽引した。

 1回戦を勝ち抜いたブルズはイースタンカンファレンス準決勝で、昨シーズンの王者マイアミ・ヒート(Miami Heat)と対戦する。

 ブルズはレギュラーシーズンのチーム得点王、ルオル・デン(Luol Deng)がインフルエンザのような発熱の後、脊椎穿刺の合併症を併発し、髄膜炎の発症を避けるため第6戦を欠場した。デンはこの日もシカゴ(Chicago)市内の病院に通院した。

 ブルズは他にも左ひざ前十字靱帯を断裂から復帰を目指している大黒柱のデリック・ローズ(Derrick Rose)がシーズンを棒に振り、カーク・ハインリック(Kirk Hinrich)もふくらはぎを負傷して戦列を離れている。それでも、ブルズはネッツ以上に切迫感を表に出していた。(c)AFP