【5月4日 AFP】米スポーツ専門局ESPNは3日、関係者の話として、米プロバスケットボール協会(NBA)が12-13レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)にマイアミ・ヒート(Miami Heat)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)を選出したと報じた。

 ジェームズのMVP獲得は2年連続で、直近5シーズンで4度目。正式発表は5日の予定となっている。

 これまでMVPに4回以上選出されたのは、6回のカリーム・アブドゥル・ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)氏をはじめ、5回のマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏とビル・ラッセル(Bill Russell)氏、4回のウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)氏らで、ジェームズはこの伝説的な選手らと肩を並べることになる。

 28歳での4度のレギュラーシーズンMVP受賞は史上最年少で、5度の受賞の最年少記録はジャバー氏の30歳となっている。

 「キング(King)」の愛称を持つジェームズは、ヒート移籍2年目の11-12シーズンに初めてNBAファイナルを制覇。ヒートは今プレーオフ1回戦でミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)に4連勝し、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)とブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)の勝者との対戦となるカンファレンス準決勝に進出している。

 ジェームズはNBA10年目となる今シーズン、76試合に出場し、1試合平均26.8得点、8.0リバウンド、7.3アシスト、1.7スティールを記録している。

 ジェームズ率いる今季のヒートは、71-72シーズンにロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が記録した33連勝に続く記録となった27連勝を挙げ、チーム史上最高成績となる66勝16敗を記録した。(c)AFP