【5月3日 AFP】12-13NBAは2日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)が95-92でシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)を僅差で下し、対戦成績を3勝3敗として決着は第7戦まで持ち越しとなった。

 ネッツはこの試合17得点11アシストの活躍を見せたデロン・ウィリアムス(Deron Williams)が、試合終了間際にブルズのヨアキム・ノア(Joakim Noah)とのジャンプボールを制し、チームの勝利に貢献した。

 ブルック・ロペス(Brook Lopez)とジョー・ジョンソン(Joe Johnson)がそれぞれ17得点、ジェラルド・ウォーレス(Gerald Wallace)が15得点を記録したネッツは、決着がつくブルズとのシリーズ第7戦を本拠地ブルックリンで迎えることができる。

 シリーズの勝者は、カンファレンス準決勝で現在のNBAファイナル王者マイアミ・ヒート(Miami Heat)と対戦する。ヒートはレブロン・ジェームズ(LeBron James)がチームを牽引し、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)をスイープで退けた。

 ネッツは後半のフィールドゴール(FG)成功率が28%に終わったものの、ふくらはぎの負傷で2試合連続欠場を余儀なくされたポイントガードのカーク・ ハインリック(Kirk Hinrich)不在のブルズの反撃を耐え抜いた。

 ルオル・デン(Luol Deng)が風邪のため欠場したブルズは、タージ・ギブソン(Taj Gibson)とともに体調不良ながら試合に出場したネイト・ロビンソン(Nate Robinson)が18得点を記録した。

 また、ブルズはマルコ・ベリネッリ(Marco Belinelli)は22得点を挙げる活躍を見せたが、終了間際に決まれば同点に追いつく3ポイントシュートを外している。そしてノアが14得点15リバウンド、カルロス・ブーザー(Carlos Boozer)が14得点13リバウンドでダブルダブルを達成した。(c)AFP