【5月1日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は30日、12-13シーズンのスポーツマンシップ賞(Sportsmanship Award)にニューヨーク・ニックス(New York Knicks)のジェイソン・キッド(Jason Kidd)を選出したと発表した。

 ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)に在籍していた11-12シーズンにもスポーツマンシップ賞を受賞していたキッドは、95-96シーズンの同賞設立以来初となる、2シーズン連続での受賞を果たした。また複数回受賞は、04-05シーズン、07-08シーズン、09-10シーズンに3度受賞しているロサンゼルス・クリッパーズのグラント・ヒル(Grant Hill)以来2人目。

 各ディビジョンのスポーツマンシップ賞にはキッドのほか、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)のルオル・デン(Luol Deng)、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)のマイク・コンリー(Mike Conley)、オーランド・マジック(Orlando Magic)のジャミーア・ネルソン(Jameer Nelson)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のステフェン・カリー(Stephen Curry)、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のニック・コリソン(Nick Collison)が選出された。

 その中でキッドは355票の1位票のうち91票を投じられ、2474点を獲得した。2位には2261点を獲得したカリーが、3位には2155点を獲得したデンが入った。

 NBAはまた、理想的なフェアプレーの姿勢、振る舞い、品位を見せてスポーツマンシップ賞を受賞したキッドに代わり、子どもにより多くの教育機会を提供することを目的とする「ジェイソン・キッド・ファウンデーション(Jason Kidd Foundation)」に1万ドル(約100万円)を寄付するとしている。(c)AFP