【4月29日 AFP】12-13NBAは28日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)は88-77でミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)を下し、4連勝でイースタンカンファレンス準決勝進出を決めた。

 11-12シーズンのファイナル王者ヒートは、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が膝の打撲のため欠場したものの、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が30得点を挙げる活躍でチームを牽引し、準決勝進出一番乗りをスイープで飾った。

 シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)とブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)の勝者との対戦となる準決勝は、早くても5月4日からとなっており、ウェイドの治療のために十分な時間がある。

 ヒートがプレーオフ1回戦をスイープで勝ち上がったのは04-05シーズン以来で、直近2シーズンはいずれも3勝0敗とリードしながらも4戦目に敗れていた。

 バックスは、第4クオーター途中にはモンタ・エリス(Monta Ellis)のジャンプシュートで69-67と迫ったが、そこからヒートはレイ・アレン(Ray Allen)が2本、マリオ・チャルマース(Mario Chalmers)とシェーン・バティエ(Shane Battier)がそれぞれ1本ずつと、合計4本の3ポイントシュートなどで19点を挙げ、その間の失点を5に抑えた。

 その後ジェームズがレイアップシュートを決めるとヒートは点差をこの日最大の15点とし、バックスの命運は断たれた。(c)AFP