【4月10日 AFP】12-13NBAは9日、各地で試合が行われ、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)が120-99でワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に快勝し、1994年以来となるアトランティック・ディビジョン(Atlantic Division)優勝を飾った。

 ニックスはカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が36得点8リバウンド6アシストの活躍を見せ、連勝を13に伸ばした。

 ニックスの選手としては1985年のバーナード・キング(Bernard King)氏以来となる5試合連続35得点以上を達成したアンソニーは、地区優勝について「それはわれわれのチームを物語っている。目標の1つを達成したので、これからはポストシーズンに向けて準備する」と述べた。

 リーグ得点王を争うアンソニーは、本拠地マディソンスクエアガーデン(Madison Square Garden)で3ポイントシュート3本を含むフィールドゴール(FG)21本中13本を成功させている。

 ニックスはイマン・シャンパート(Iman Shumpert)が18得点、ベンチスタートのJ・R・スミス(J.R. Smith)とクリス・コープランド(Chris Copeland)がそれぞれ17得点を挙げており、チーム全体ではチーム最多記録となる1試合で20本の3ポイントシュートを成功させている。

 一方、ウィザーズはジョン・ウォール(John Wall)がチーム最多の33得点を挙げ、ベンチスタートのカルティエ・マーティン(Cartier Martin)が16得点を記録したものの、マディソンスクエアガーデンで16連敗を喫した。

 ニックスが最後に地区制覇を果たしたのは19年前までさかのぼり、そのシーズンはNBAファイナルまで勝ち上がったものの、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)に敗れている。(c)AFP