【2月28日 AFP】米テレビの企画で北朝鮮を訪問中の米プロバスケットボール協会(NBA)元スター選手、デニス・ロッドマン(Dennis Rodman)氏が、「江南スタイル(Gangnam Style)」が世界的ヒットとなった韓国のラップミュージシャンPSY(サイ)氏と北朝鮮で会うかもしれないとツイッター(Twitter)でつぶやき、PSY氏を困惑させたようだ。

 プロ引退後にバスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)入りも果たしたロッドマン氏は、バスケットボールのエキシビションチーム、ハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters)のメンバーとともに26日に平壌(Pyongyang)に到着。自身のツイッターアカウント(@dennisrodman)で、「ここ(北朝鮮)にいる間に、ひょっとしたら、あの『江南スタイル』男に会えるかも」とつぶやいた。

 ロッドマン氏のつぶやきが本気か冗談なのかは定かでないが、これを見たPSY氏は自身が分断された朝鮮半島のどちら側にいるのか、そして自分は北朝鮮人ではなく韓国人であることを、はっきり示しておく必要があると感じたようだ。「僕は南側(韓国)の人間だよ!!!」と27日につぶやき返している。(c)AFP