【2月17日 AFP】第62回NBAオールスターゲーム2013(2013 NBA All-Star game)を翌日に控えた16日、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)の本拠地トヨタセンター(Toyota Center)でNBAオールスター・サタデーナイト(NBA All-Star Saturday Night)のスプライト・スラムダンクコンテスト(2013 Sprite Slam Dunk contest)が行われ、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)のテレンス・ロス(Terrence Ross)が人気投票の過半数を獲得し、前回王者、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)のジェレミー・エバンス(Jeremy Evans)を抑えて優勝を飾った。

 姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)氏ら元NBA選手のジャッジ陣が出場6選手から2選手を選出した決勝で、ロスは2本の華麗なダンクシュートを決め、ツイッター(Twitter)やウェブサイトを通して送られる世界中の視聴者からの人気投票で58パーセントの得票を手にした。

 先行のエバンスは1発目のダンクでカバーがかけられたボードを飛び越えてウィンドミルダンクを成功させると、その直後にボードからカバーを外し、ダンクをする自身の肖像画を公開するという演出を見せた。

 一方、ビンス・カーター(Vince Carter)のラプターズ時代のユニフォームを身につけたロスは、サイドからゴール前に走りこみ、バックボードのリムに当てたボールをキャッチしてからダンクを決めた。

 その後、コートサイドからゴール前に走りこみ片手でダンクを決めたエバンスに対し、ロスはボールボーイを飛び越えながら両脚の間にボールをくぐらせ、右手でスラムダンクを成功させた。(c)AFP