【2月9日 AFP】12-13NBAは8日、各地で試合が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が111-89でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)に快勝した。

 クリス・ボッシュ(Chris Bosh)とレイ・アレン(Ray Allen)がインフルエンザで欠場したヒートだったが、30得点の活躍を見せたレブロン・ジェームズ(LeBron James)を筆頭に、クリッパーズを退けるのに十分な戦力を保持していることを証明した。

 ジェームズは5本中4本成功させた3ポイントシュートを含め11本中9本のフィールドゴールを沈め、6アシストも記録した。また、インフルエンザの兆候があったため午前のシュート練習を休んだヒートのドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が20得点7アシストを記録している。

 ヒートの圧勝は、クリッパーズのクリス・ポール(Chris Paul)、ブレイク・グリフィン(Blake Griffin)、チャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)といった主力の復帰を無力化させた。

 右ひざの負傷で9試合を欠場したポールは20分間の出場で3得点に終わり、ハムストリングスを痛めて2試合を欠場したグリフィンは13得点、12月に左足の腱に炎症を発症して以来の出場となったビラップスは16分間で7得点に終わっている。

 クリッパーズはデアンドレ・ジョーダン(DeAndre Jordan)が17得点を記録しチームを牽引したが、ボッシュとアレン不在のヒートを相手に手も足も出なかった。(c)AFP