【7月12日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のマイアミ・ヒート(Miami Heat)は11日、レイ・アレン(Ray Allen)とラシャード・ルイス(Rashard Lewis)の入団を発表した。

 契約が解禁となった同日、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)に所属していたアレンとワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)のルイスが、11-12NBAファイナル覇者のヒートに加入した。

 地元紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)は、アレンはセルティックスからの2年1200万ドル(約9億5000万円)の提示を拒否し、630万ドル(約5億円)でヒートと2年契約を結んだと報じている。

 これまでミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)やシアトル・スーパーソニックス(Seattle SuperSonics、現オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder))でプレーし、NBAの3ポイントシュート成功数で歴代1位に立つアレンは、通算で1148試合に出場し、1試合平均20得点を挙げている。ポール・ピアース(Paul Pierce)やケビン・ガーネット(Kevin Garnett)ともにセルティックスで5シーズンを過ごしたアレンだが、NBAファイナルを制して王者となったのは07-08シーズンの1度のみとなっている。

 一方、NBAで14シーズンを過ごしてきたベテランのルイスは、ヒートの所属選手では最低年俸となる135万ドル(約1億700万円)の提示を受け入れ、昨シーズンはNBA全体で2番目の低成績だったウィザーズを去った。ルイスは、通算で1試合平均16.1得点、5.6リバウンドを記録している。(c)AFP