【7月12日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のオーランド・マジック(Orlando Magic)は11日、ドワイト・ハワード(Dwight Howard)の残留を発表した。

 移籍の可能性がある選手の中で最も大物のハワードに関して、数日に渡って報道やうわさが飛び交っていた。同日に本格交渉が解禁となり数チームが獲得に向けて動いたが、ハワードのブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)への移籍は立ち消えとなった。

 マッジクのロブ・ヘニガン(Rob Hennigan)GMがハワードの意中のチームとされるネッツへの移籍を認めず、4チームが絡むトレード交渉はまとまらなかった。また、マジックは新ヘッドコーチ(HC)を探しており、早ければ来週にも就任が決まるとヘニガンGMは付け加えている。

■チームの「顔」が次々と契約更新

 ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のブレイク・グリフィン(Blake Griffin)は、5年9500万ドル(約75億円)と伝えられる複数年の契約延長にサインした。グリフィンは過去2シーズンの1試合平均で21.7得点、11.5リバウンドを挙げている。

 また、デロン・ウィリアムス(Deron Williams)は5年9800万ドル(約78億円)でネッツと公式に契約を結んでいる。

 一方、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)の36歳のフォワード、ティム・ダンカン(Tim Duncan)は、昨季プレーオフ期間中に発した「生涯スパーズ」宣言を現実のものとすべく、3年3400万ドル(約27億円)の契約にサインしている。(c)AFP