セルティックス ピアースの活躍でレイカーズに先勝
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【6月6日 AFP】07-08NBAファイナル、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)対ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)第1戦。試合は98-88でセルティックスが初戦を制した。
NBA10年目にして初めてファイナルの舞台に立ったセルティックスのポール・ピアース(Paul Pierce)は、第3Q残り6分52秒にレイカーズのコービー・ブライアント(Kobe Bryant)をディフェンスしに行った際にチームメイトのケンドリック・パーキンス(Kendrick Perkins)と接触し右膝を捻挫してしまう。セルティックスのドック・リバース(Doc Rivers)HCは、「フロアに倒れた彼を見た時、怖かった」とこの時の心情を話す。チームメイトに抱えられてコートを去ったピアースは、車椅子に乗せられてロッカールームに引き下がり誰もがピアースをあきらめた。
しかしピアースはたった1分48秒後には再びコートに立っていた。膝にサポーターをしながらもホームの大歓声に包まれてコートに戻ってきたピアースは、いきなり2本連続の3ポイントを沈めてチームに4点のリードをもたらした。このQだけで15得点を記録したピアースは、第4Qをベンチで迎えるが負傷箇所を冷やさないためにベンチ横に設置されたエアロバイクを漕いでいつでも試合に出れる準備を行っていた。
1970年のファイナルで足を負傷していながらも強行出場し、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)を優勝へと導いたウィリス・リード(Willis Reed)の美談を思い起こさせるピアースの活躍によりレイカーズを下したセルティックスは、ピアース以外にもケビン・ガーネット(Kevin Garnett)が24得点13リバウンド、レイ・アレン(Ray Allen)が19得点、レイジョン・ロンド(Rajon Rondo)が15得点と試合を支配し、ホームでの初戦を白星を飾った。(c)AFP/Jim Slater
NBA10年目にして初めてファイナルの舞台に立ったセルティックスのポール・ピアース(Paul Pierce)は、第3Q残り6分52秒にレイカーズのコービー・ブライアント(Kobe Bryant)をディフェンスしに行った際にチームメイトのケンドリック・パーキンス(Kendrick Perkins)と接触し右膝を捻挫してしまう。セルティックスのドック・リバース(Doc Rivers)HCは、「フロアに倒れた彼を見た時、怖かった」とこの時の心情を話す。チームメイトに抱えられてコートを去ったピアースは、車椅子に乗せられてロッカールームに引き下がり誰もがピアースをあきらめた。
しかしピアースはたった1分48秒後には再びコートに立っていた。膝にサポーターをしながらもホームの大歓声に包まれてコートに戻ってきたピアースは、いきなり2本連続の3ポイントを沈めてチームに4点のリードをもたらした。このQだけで15得点を記録したピアースは、第4Qをベンチで迎えるが負傷箇所を冷やさないためにベンチ横に設置されたエアロバイクを漕いでいつでも試合に出れる準備を行っていた。
1970年のファイナルで足を負傷していながらも強行出場し、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)を優勝へと導いたウィリス・リード(Willis Reed)の美談を思い起こさせるピアースの活躍によりレイカーズを下したセルティックスは、ピアース以外にもケビン・ガーネット(Kevin Garnett)が24得点13リバウンド、レイ・アレン(Ray Allen)が19得点、レイジョン・ロンド(Rajon Rondo)が15得点と試合を支配し、ホームでの初戦を白星を飾った。(c)AFP/Jim Slater