【12月24日 AFP】ロサンゼルス・レイカーズ（Los Angeles Lakers）のコービー・ブライアント（Kobe Bryant）は現地23日に行われたニューヨーク・ニックス（New York Knicks）戦で、29歳と122日というNBA史上最年少の若さで通算20000得点を記録した。
　
　30歳を前に通算20000得点を記録したのは、ウィルト・チェンバレン（Wilt Chamberlain）氏とマイケル・ジョーダン（Michael Jordan）氏に次いでNBA史上3人目。

　第3Qの開始早々に3ポイントシュートを決めて通算20000得点目を記録したコービーは、快挙達成に対して「ここ、マディソン・スクエア・ガーデン（Madison Square Garden）はバスケットボールの聖地だ。その聖地で快挙を達成できるなんて特別なことだよ。僕にとって最高の場所だよ」と喜びを語り、また、チームメイトのジョーダン・ファーマー（Jordan Farmar）は、「コービーは毎試合、1番の活躍をしてくれる。彼はすごく一生懸命なんだ。直接この目でそういった姿を見ているから分かるけど、この記録は別に驚くような数字じゃないよ」とコービーの快挙達成を当然のことのように語った。

　2006年1月31日に40得点を記録して以来初めてニューヨークでの試合に出場したコービーは、対戦したニックスがオフシーズン中に自身がトレードで移籍することを要求した4チームの中の1つであったことを現地22日に明かした。しかし、レイカーズのフィル・ジャクソン（Phil Jackson）監督は、試合前にニックスがコービーを獲得する機会が実際にあったかどうか疑う発言をしている。

　なお、試合はコービーが39得点、11リバウンド、8アシストを記録する活躍を見せ95-90でレイカーズが勝利を収め、レイカーズはロードでの4連戦を3勝1敗で終えた。(c)AFP