【7月26日 AFP】13MLBは25日、各地で試合が行われ、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の黒田博樹(Hiroki Kuroda)は、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)戦に先発登板し、7回6安打無失点で今季10勝目を挙げた。試合はヤンキースが2-0で勝利した。

 登板した最近4試合中3試合を無失点に抑えている38歳の黒田は、この試合でレンジャーズ打線を単打6本に抑え、シーズン成績は10勝6敗となった。

 7月上旬に登板したボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)戦で7回無失点、ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)戦を5回無失点に抑えている黒田は、今季ここまで132回3分の2を投げて防御率2.51、91奪三振、与えた四死球はわずか26としている。

 プロ野球・広島東洋カープ(Hiroshima Toyo Carp)に10年間在籍した黒田は、2008年に入団したロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)で4シーズンを過ごすと、ヤンキースに移籍した2012年には躍進を見せ、メジャー自己最高となるシーズン16勝11敗の成績を残した。

 ヤンキースは守護神マリアーノ・リベラ(Mariano Rivera)が9回を締めて今季33セーブ目を記録し、シーズン成績を54勝48敗としてア・リーグ東地区で4位となっている。

 ヤンキースは6回にブレント・リリブリッジ(Brent Lillibridge)の適時二塁打で先制すると、8回にはエドゥアルド・ヌニェス(Eduardo Nunez)の併殺崩れの間にロビンソン・カノ(Robinson Cano)が本塁に生還し、追加点を挙げた。(c)AFP