【7月4日 AFP】米大リーグ(MLB)のテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)は3日、台湾プロ野球の義大ライノズ(EDA Rhinos)をわずか3か月で退団した、元メジャーリーガーのマニー・ラミレス(Manny Ramirez)とマイナー契約を結んだと発表した。

 ドレッドヘアーがトレードマークで、現在は41歳となったラミレスは、4日に米テキサス(Texas)州入りし、レンジャーズ傘下の3Aラウンドロック(Round Rock)に合流する。

 MLBオールスターゲームに12度出場した経歴を持つラミレスは、今季、台湾プロ野球の義大ライノズで開幕を迎え、ファンの圧倒的な支持を集める中で打率3割5分2厘、8本塁打、13二塁打、43安打を挙げた。出塁率は4割2分2厘、長打率は5割5分5厘を記録した。

 ラミレスを引き留めようと、ライノズは月給をそれまでの倍に増額し、月5万ドル(約500万円)以上を提示したが、ドミニカ出身のラミレスは家族が恋しいとチームメイトにこぼしていた。(c)AFP