【5月28日 AFP】米大リーグ(MLB)のシカゴ・カブス(Chicago Cubs)は27日、右前腕部を痛めた藤川球児(Kyuji Fujikawa)が今季2度目の故障者リスト(DL)入りをしたと発表した。

 藤川は昨季終了後、14シーズン在籍したプロ野球の阪神タイガース(Hanshin Tigers)からカブスに移籍し、4月のピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)戦でメジャー初登板を果たしている。

 今季はここまで12試合にリリーフ登板して1勝1敗、防御率5.25を記録している藤川だが、4月13日から5月10日の間にもDL入りした。今回の故障も同じ理由と見られており、28日にMRI検査を受ける。

 カブスのジェド・ホイヤー(Jed Hoyer)GMは、「前回と原因は同じだろうと、細心の注意を払いつつ前向きに受け止めている。藤川の故障に対して、球団として正しい時期に正しい判断をしたと感じている」とコメントした。

 藤川は26日に行われたシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)戦にリリーフ登板し、9回途中にレッズのジョーイ・ボット(Joey Votto)に四球を与えた後、腕の痛みを訴えて降板した。チームは5-4で勝利している。(c)AFP