【4月19日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は18日、同日にCT検査を受けたデレク・ジーター(Derek Jeter)が左足首骨折と診断されたため、同選手のシーズン前半戦欠場を発表した。

 チームの主将を務めるジーターの復帰時期について、ヤンキースのブライアン・キャッシュマン(Brian Cashman)ゼネラルマネージャー(GM)は、「オールスター明けになる」との見解を示している。

 フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)で行われた春季キャンプでジーターは、足首のリハビリに時間を費やしていた。

 ジーターは2012年10月に左足首の手術を執刀したロバート・アンダーソン(Robert Anderson)医師に診察してもらうため、18日に米ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)に向かった。

 デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)とのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦の延長12回でジーターは、打球を処理しようとした際に足首を骨折していた。タイガースは同シリーズでヤンキースに4連勝を飾り、ジーターはその翌週に手術を受けている。

 今年2月の時点でジーターは、シーズン開幕に間に合うことを望んでいたものの、春季キャンプでは練習を制限されていた。

 オールスター選出13回を数えるジーターの2012年シーズンは、2005年以降では最多となる159試合に出場し、打率3割1分6厘、15本塁打、58打点の成績を残していた。(c)AFP