ダルビッシュ、完全試合を逃す
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【4月3日 AFP】(記事更新)13MLBは2日、各地で試合が行われ、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のダルビッシュ有(Yu Darvish)はヒューストン・アストロズ(Houston Astros)戦の9回二死の場面で安打を許し、あと一人に迫った完全試合を逃した。
26人の打者を完璧に抑えて14三振を奪ったダルビッシュだったが、アストロズの9番マーウィン・ゴンザレス(Marwin Gonzalez)に単打を許した。ゴンザレスの放った打球はダルビッシュの足の間を抜け、遊撃手のエルビス・アンドラス(Elvis Andrus)も止めることはできなかった。2万2637人に観衆から歓声を受けてマウンドを後にしたダルビッシュは試合後、「僕よりもチームメイトの方が残念がっていると思う」とコメントした。
試合はレンジャーズが7-0で勝利した。
レンジャーズは12安打を記録し、イアン・キンスラー(Ian Kinsler)が2点本塁打を放った他、ランス・バークマン(Lance Berkman)が2打点、ネルソン・クルーズ(Nelson Cruz)、アンドラス、ミッチ・モアランド(Mitch Moreland)も打点を挙げて、今シーズン2戦目で初勝利を挙げた。
ダルビッシュは速球が走り、変化球も良くコントロールされ、試合立ち上がりの打者12人から9三振を奪い、アストロズ打線を沈黙させた。
レンジャーズの守備陣もダルビッシュを盛り立て、5回にはアストロズのクリス・カーター(Chris Carter)の大飛球を左翼手デビッド・マーフィー(David Murphy)がフェンス際で捕球すると、続くリック・アンキール(Rick Ankiel)のライン際のライナーを一塁手モアランドがつかんだ。この回3人目の打者ジャスティン・マックスウェル(Justin Maxwell)は、ダルビッシュが三振に切って取った。
MLBデビュー以来30試合目の先発登板となったダルビッシュは、自身9度目の2ケタ奪三振を記録している。
日本人投手がMLBで完全試合を記録したことはなく、ノーヒットノーランを達成したのは野茂英雄(Hideo Nomo)氏の2度だけにとどまっている。
MLBの長い歴史の中で完全試合達成は23試合のみだが、2012年には3度達成され、シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)のフィリップ・ハンバー(Philip Humber)が4月21日のシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)戦で、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のマット・ケイン(Matt Cain)が6月13日のアストロズ戦で、マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス(Felix Hernandez)が8月15日のタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)戦でそれぞれ記録している。
9回二死から完全試合を逃したのは、2010年6月2日、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)のアーマンド・ガララーガ(Armando Galarraga)以来となった。(c)AFP
26人の打者を完璧に抑えて14三振を奪ったダルビッシュだったが、アストロズの9番マーウィン・ゴンザレス(Marwin Gonzalez)に単打を許した。ゴンザレスの放った打球はダルビッシュの足の間を抜け、遊撃手のエルビス・アンドラス(Elvis Andrus)も止めることはできなかった。2万2637人に観衆から歓声を受けてマウンドを後にしたダルビッシュは試合後、「僕よりもチームメイトの方が残念がっていると思う」とコメントした。
試合はレンジャーズが7-0で勝利した。
レンジャーズは12安打を記録し、イアン・キンスラー(Ian Kinsler)が2点本塁打を放った他、ランス・バークマン(Lance Berkman)が2打点、ネルソン・クルーズ(Nelson Cruz)、アンドラス、ミッチ・モアランド(Mitch Moreland)も打点を挙げて、今シーズン2戦目で初勝利を挙げた。
ダルビッシュは速球が走り、変化球も良くコントロールされ、試合立ち上がりの打者12人から9三振を奪い、アストロズ打線を沈黙させた。
レンジャーズの守備陣もダルビッシュを盛り立て、5回にはアストロズのクリス・カーター(Chris Carter)の大飛球を左翼手デビッド・マーフィー(David Murphy)がフェンス際で捕球すると、続くリック・アンキール(Rick Ankiel)のライン際のライナーを一塁手モアランドがつかんだ。この回3人目の打者ジャスティン・マックスウェル(Justin Maxwell)は、ダルビッシュが三振に切って取った。
MLBデビュー以来30試合目の先発登板となったダルビッシュは、自身9度目の2ケタ奪三振を記録している。
日本人投手がMLBで完全試合を記録したことはなく、ノーヒットノーランを達成したのは野茂英雄(Hideo Nomo)氏の2度だけにとどまっている。
MLBの長い歴史の中で完全試合達成は23試合のみだが、2012年には3度達成され、シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)のフィリップ・ハンバー(Philip Humber)が4月21日のシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)戦で、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のマット・ケイン(Matt Cain)が6月13日のアストロズ戦で、マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス(Felix Hernandez)が8月15日のタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)戦でそれぞれ記録している。
9回二死から完全試合を逃したのは、2010年6月2日、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)のアーマンド・ガララーガ(Armando Galarraga)以来となった。(c)AFP