【3月31日 AFP】2013年シーズンの米大リーグ(MLB)は31日に開幕を迎え、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)は所属リーグを変更し、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)は最近4年で3度目となるワールドシリーズ制覇を目指す。

 そして、故障者を抱えるもののニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は危険な存在だ。

 31日に行われる開幕戦では、アストロズが本拠地にテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)を迎え、6か月にわたる新シーズンがスタートする。アストロズがナ・リーグ中地区からア・リーグ西地区に編入されたことにより、両リーグの東、中、西地区はそれぞれ5チーム編成となった。

 これにより、今まではシーズン中に開催されていた両リーグの交流戦(インターリーグ)だが、今季からは年間を通して行われることになる。

 ジャイアンツはナ・リーグの2012年最優秀選手(MVP)に輝いたバスター・ポージー(Buster Posey)やパブロ・サンドバル(Pablo Sandoval)といった強力な打撃陣に、ティム・リンスカム(Tim Lincecum)やバリー・ジト(Barry Zito)ら好投手を擁しており、今シーズンも優勝争いに加わるだろう。

 しかし、ジャイアンツは大型補強を行ったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)と争わなければならない。

 ドジャースはマット・ケンプ(Matt Kemp)を筆頭とする打撃陣に加え、新オーナーが投手陣に2億3000万ドル(約220億円)を投資し、ザック・グレインキー(Zack Greinke)、柳賢振(Ryu Hyun-jin、リュ・ヒョンジン)、J.P・ハウエル(J.P. Howell)を獲得した。