【3月7日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は6日、右手首負傷のため米国代表から離脱したマーク・テシェーラ(Mark Teixeira)が、最低でも8週間は戦列を離れる見通しであることを明らかにした。

 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013 World Baseball ClassicWBC)初戦を控える米国代表のメンバーだったテシェーラは、5日に行われたシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)との練習試合前の打撃練習中に右手首を負傷していた。

 米国代表はテシェーラの代役としてカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)のエリック・ホズマー(Eric Hosmer)を召集している。

 テシェーラの復帰は早くても5月中旬となり、シーズン開幕から約1か月間は欠場を余儀なくされ、故障者を多く抱えるヤンキースにとってはさらなる痛手となった。

 ヤンキースはケビン・ユーキリス(Kevin Youkilis)が一塁手を務めることができるものの、ユーキリスは左股関節の手術を受けたアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)の代役として三塁手を任せられることが濃厚とされている。

 また、ヤンキースはカーティス・グランダーソン(Curtis Granderson)が腕の骨折により少なくとも4月いっぱいは欠場し、先発投手のフィリップ・ヒューズ(Phil Hughes)も背中に痛みを抱えている。(c)AFP