【1月26日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のブライアン・キャッシュマン(Brian Cashman)GMが25日、左股関節の手術を受けたアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)が2013年シーズンを全休する可能性を示唆した。

 ラジオ番組でキャッシュマンGMは、ロドリゲスは戦列復帰するために計画された6か月間のリハビリに臨むことになるが、最悪のシナリオもありえるとの見解を示している。

 ロドリゲスのシーズン全休の可能性についてキャッシュマンGMは、「困難な手術を受けた。そしてその手術から復帰を目指すことを考えれば、その可能性はありえる」と述べた。

「シナリオ通りに進めば予定通りに復帰できる。しかし、最悪の状況に陥ればシーズン中に復帰することはできない。あるいはその中間になるだろう」

 ア・リーグの最優秀選手(MVP)に3度輝いているロドリゲスは先日、股関節の手術を受けていた。

 ヤンキース側は、オールスターゲームが開催される7月中旬までロドリゲスが欠場すると見込んでいるが、キャッシュマンGMは復帰時期はリハビリの進捗次第だとして、楽観的な見方に警鐘を鳴らした。

 キャッシュマンGMは、「健康で結果を残せる状態に戻るため、彼は最大限の努力をするだろう」とコメントしている。

 2012年シーズンのロドリゲスは、122試合に出場して打率2割7分2厘、18本塁打、57打点の成績を残していた。

 ヤンキースはロドリゲスの代役として、かつて宿敵ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の主力選手だったケビン・ユーキリス(Kevin Youkilis)と1年契約を結んでいる。(c)AFP