【1月20日 AFP】米大リーグ(MLB)のボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)は19日、チームで長く監督を務めたアール・ウィーバー(Earl Weaver)氏が、スポンサー主催のクルージング中に心臓発作で死去したと発表した。82歳だった。

 ウィーバー氏の訃報を受け、オリオールズのオーナーを務めるピーター・アンジェロス(Peter Angelos)氏は、「ウィーバー氏はオリオールズ史上最高の監督であったと同時に、メジャーを代表する最も偉大な監督のひとりだった」とコメントした。

 ウィーバー氏はオリオールズを率いた17年間で地区優勝6回、リーグ優勝4回、ワールドシリーズ制覇1回を成し遂げ、1996年には殿堂入りを果たしていた。

 1982年にウィーバー氏は監督の座を退いたが、オリオールズは翌1983年にジョー・アルトベリ(Joe Altobelli)監督の下で再びワールドシリーズを制している。

 その後、ウィーバー氏は1985年に復帰したものの、1986シーズンを最後に監督業を引退していた。(c)AFP