【11月8日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は7日、マーク・マグワイア(Mark McGwire)氏の打撃コーチ就任を発表した。

 マグワイア氏はセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)在籍時の1998年シーズンに史上初めて70本塁打を記録し、シーズン最多本塁打記録を更新した。

 しかし、2010年にカージナルスの打撃コーチとして就任した後、本塁打記録を作った年を含め10年近くシーズン中とオフにステロイドを使用していたことを認めた。

 2011年、カージナルスの打撃陣はマグワイア氏の指導の下で打率(.273)と得点(762)の2部門でナ・リーグ首位となり、ワールドシリーズを獲得。2012年も同2部門でそれぞれ2位となり、ナ・リーグ優勝決定シリーズに進出した。

 ドジャースのネッド・コレッティ(Ned Colletti)GMは、「マークはカージナルスで、トップレベルの打者としての成功をコーチとして選手に伝え、ベテランから若手に至るまで選手の尊敬を得た。彼の指導の下でカージナルスが記録した数字がそれを物語っている。彼をコーチの一員として迎えることに胸が高まる。2013年シーズン以降、チームの攻撃陣に素晴らしい成果をもたらしてくれることを期待している」とコメントした。(c)AFP