【10月28日 AFP】米大リーグ(MLB)は27日、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)とサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)によるワールドシリーズ(7回戦制)第3戦が米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)のコメリカ・パーク(Comerica Park)で行われ、ジャイアンツが2-0で勝利し、3連勝を挙げた。

 投手陣がワールドシリーズでは46年ぶりとなる2試合連続完封を達成したジャイアンツは、対戦戦績を3勝0敗としてシリーズ制覇まであと1勝に迫った。これまで、3連敗を喫したチームが逆転でシリーズ制覇を遂げたことはない。

 プロ野球の阪神タイガース(Hanshin Tigers)とオリックス・バファローズ(Orix Buffaloes)で活躍したライアン・ボーゲルソング(Ryan Vogelsong)がジャイアンツの先発投手を務め、5回3分の2を投げて無失点に抑えると、その後登板したティム・リンスカム(Tim Lincecum)とセルジオ・ロモ(Sergio Francisco Romo)もタイガース打線を翻弄し、継投で完封を遂げた。(c)AFP