【10月26日 AFP】米大リーグ(MLB)は25日、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)とデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)によるワールドシリーズ(7回戦制)第2戦が米カリフォルニア(California)州サンフランシスコ(San Francisco)のAT&Tパーク(AT&T Park)で行われ、ジャイアンツが2-0で勝利し、連勝した。

 ジャイアンツの先発マディソン・バンガーナー(Madison Bumgarner)は7回を2安打、8奪三振と好投した。この勝利でジャイアンツは対戦成績を2勝0敗とした。第3戦はタイガースの本拠地に場所を移して27日に行われる。

 シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)とのプレーオフでいずれも最後の3試合に連勝し、逆転で勝ち抜いてきたジャイアンツにとって、ワールドシリーズでのこのリードは不慣れな心地よさだろう。

 8-3で勝利した初戦で、シリーズタイ記録となる3打席連続本塁打を放ったパブロ・サンドバル(Pablo Sandoval)が脚光を浴びたが、2戦目は投手戦となった。

 ジャイアンツは7回、ブランドン・クロフォード(Brandon Crawford)の内野併殺打の間に先制し、8回には犠牲飛でグレゴール・ブランコ(Gregor Blanco)が本塁に生還し追加点を挙げた。ブランコは7回の先制点に繋がる重要なポイントになったバント安打を含む3打数2安打と活躍した。

 ジャイアンツは8回をサンチャゴ・カシージャ(Santiago Casilla)、9回をセルジオ・ロモ(Sergio Francisco Romo)のリリーフ陣が締め、完封勝ちを収めた。(c)AFP