【10月19日 AFP】米大リーグ(MLB)は18日、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)とニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)によるプレーオフのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦が米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)のコメリカ・パーク(Comerica Park)で行われ、タイガースが8-1で勝利し、4連勝でワールドシリーズ出場を決めた。

 ヤンキースがポストシーズンで4連敗を喫したのは32年ぶり。

 タイガースは、先発のマックス・シャーザー(Max Scherzer)が5回までヤンキース打線に安打を許さず、5回3分の2を投げて1失点、10三振を奪うと、その後を受けたブルペン陣が完璧に抑え、6年ぶり11度目のリーグ制覇を遂げた。

 打線では、ジョニー・ペラルタ(Jhonny Peralta)が2本塁打で3打点を挙げると、ア・リーグ三冠王に輝いたミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)とオースティン・ジャクソン(Austin Jackson)もそれぞれ本塁打を放った。

 また、この試合で4打数2安打1打点を挙げたタイガースのデルモン・ヤング(Delmon Young)がシリーズ最優秀選手(MVP)に選出されている。

 一方、ヤンキースは先発したエースのC・C・サバシア(C.C. Sabathia)が11安打6失点を喫し、3回3分の2で降板。ヤンキース打線は今シリーズ4試合の通算打率が.156、得点も6とプレーオフではチーム最悪の記録に終わった。

 24日に開幕するワールドシリーズでタイガースは、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)とセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)の勝者と対戦する。(c)AFP