【10月6日 AFP】米大リーグ（MLB）は5日、ナ・リーグのワイルドカードゲームが行われ、セントルイス・カージナルス（St. Louis Cardinals）が6-3でアトランタ・ブレーブス（Atlanta Braves）を下し、地区シリーズに進出した。

　2011年シーズンにテキサス・レンジャーズ（Texas Rangers）を退けワールドシリーズ制覇を果たしたカージナルスは、7日に始まる5回戦制の地区シリーズでワシントン・ナショナルズ（Washington Nationals）と対戦する。

　2回にブレーブスのデビッド・ロス（David Ross）の2点本塁打で先制されたカージナルスは、4回に3点を返し逆転すると、6回にマット・ホリデイ（Matt Holliday）のソロ本塁打、7回に相手のエラーとマット・カーペンター（Matt Carpenter）の適時打により追加点を挙げた。

　7回にマイケル・ボーン（Michael Bourn）の内野ゴロの間に1点を返したブレーブスは、8回に走者を2人置いたところでアンドレルトン・シモンズ（Andrelton Simmons）が飛球を打ち上げると、左翼手と遊撃手の間に落ちたが、これを審判がインフィールドフライと宣告したためシモンズはアウトとなった。

　これに対してファンがブーイングをし、ビールの缶などを投げ込み試合は約20分間中断したが、再開後、満塁に広がったチャンスをブレーブスは得点につなげることはできなかった。(c)AFP