【9月23日 AFP】米大リーグ(MLB)は22日、各地で試合が行われ、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)は6-0でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)を下し、両リーグ最速となる地区優勝を飾った。

 レッズは先発のマット・ラトス(Mat Latos)が8回まで好投すると、打線ではジェイ・ブルース(Jay Bruce)とブランドン・フィリップス(Brandon Phillips)が本塁打を放ち、シーズン成績を92勝60敗として過去3年間で2度目となるナショナルリーグ中地区優勝を果たした。

 ドジャース打線を6安打7奪三振に抑え、得点圏に1度も走者を進塁させなかったラトスは、先発した最近17試合の成績を8勝2敗としている。

 レッズ打線は5回にトッド・フレイザー(Todd Frazier)が適時打を放つと、8回にはザック・コザート(Zack Cozart)が満塁から2点適時打を記録した。

 また、不整脈で入院しているダスティ・ベイカー(Dusty Baker)監督は4試合連続でベンチ入りせず、ロッカールームでの祝勝会にも参加できなかった。

 一方、ドジャースの先発スティーブン・ファイフ(Stephen Fife)は、5回を5安打2失点で敗戦投手となり、メジャー初勝利はお預けとなった。

 ワイルドカードでのプレーオフ進出の可能性を残しているドジャースだが、この敗戦によりプレーオフ進出圏内のセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)との差は3ゲームに開いた。(c)AFP