【6月14日 AFP】米大リーグ(MLB)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のマット・ケイン(Matt Cain)が13日、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)戦に先発登板し、チーム史上初の完全試合を達成した。

 ケインは125球を投げてキャリア自己最多の14奪三振を記録しており、完全試合ではサンディー・コーファックス(Sandy Koufax)氏に並び歴代最多となる。

 2012年シーズンに完全試合を達成したのは、4月21日のシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)戦でシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)のフィリップ・ハンバー(Philip Humber)が達成して以来2人目で、MLB史上では22人目となる。

 これまでのジャイアンツの歴史の中で無安打無得点試合を達成したのは14人で、本拠地をニューヨーク(New York)からサンフランシスコ(San Francisco)に移転しからは6人となっている。

 ジャイアンツの選手で最後に無安打無得点試合を達成したのはジョナサン・サンチェス(Jonathan Sanchez)で、2009年7月10日のサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)戦で達成している。

 打線もケインの好投に応え、グレゴール・ブランコ(Gregor Blanco)が1本塁打3打点の活躍を見せるなど合計15安打を放ち、ジャイアンツは10-0でアストロズに大勝した。(c)AFP

【関連記事】
マリナーズが6人の継投で無安打無得点試合達成
ヨハン・サンタナがメッツ史上初のノーヒットノーラン達成
エンゼルスのウィーバーがノーヒットノーラン
ホワイトソックスのハンバーがマリナーズ戦で完全試合