【6月10日 AFP】米大リーグ(MLB)、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の松坂大輔(Daisuke Matsuzaka)が9日、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)戦に先発登板し、5回を投げ8三振を奪ったものの、5安打1四球4失点で負け投手となった。

 大リーグ1年目の2007シーズンのワールドシリーズ制覇に貢献した松坂は、11年6月10日に右肘関節の内側側副靱帯を再建する「トミー・ジョン(Tommy John)」手術を受け、2011年5月16日以来約1年ぶりの先発登板を果たした。

 松坂は試合後、「リハビリのころよりも良い投球ができた。大きな違いは、安定した球速とコントロール」と通訳を通して語った。

 またレッドソックスのボビー・バレンタイン(Bobby Valentine)監督は「良かったね。良い変化球があって、直球は力強かった。5回を投げて8奪三振は素晴らしいね」と松坂の投球を喜んだ。

 試合はレッドソックスが2-4でナショナルズに敗れている。(c)AFP